家事分担天秤
中村風葵
家事の負担を平等に
世間では、奥さんの家事の負担が大きいと言われ続けています。
この作品はそんな家事の偏りを見つめ直してもらいたいと思い、制作いたしました。
最近では共働きも増え、数多くの人が家事の分担に不満を抱いています。
実際に家事の分担を平等にできていると思っても、家事の種類によって感じる負担の大きさは違います。
そんな負担を視覚的に感じてもらい、改めて家事の分担を考え直してもらうコンテンツになります。
この作品を通して、家事の分担を見直し、平等な生活を送ってもらえるようにと制作しました。
作品紹介ムービー
作品説明
家事が描かれた重り
料理、洗濯、食器洗いなど、いろんな種類の重りがあります。
天秤
色分けしてある天秤に互いの分担している家事の重りを置き、計ります。
近年の家庭の分担
家事に関しての情報が載っており、近年の傾向などがわかるようにパネルを用意しました。
◉この作品と社会課題
世間では女性が主に家事をすることが多く、共働きの家庭では、不満を募らせた人が沢山いると思います。この問題を真剣に見つめ直してもらうために、体験を通して家事の負担がどれくらい偏りがあるのかを感じてもらうコンテンツとなります。
◉どういう着想から生まれたか
男女平等の問題を身近で抱えている人は誰かと考えた時、世間では共働きの家庭では家事の負担に不満を持っている方がいるのではないかと思い、天秤を利用することによって視覚的に家事の偏りを把握できるのではないかと、そこから発想が生まれました。
◉課題解決の方法
家事の偏りを視覚的に理解することで、家庭の家事の分担を見直してほしいです。
◉体験方法
家事のイラストが描かれた重りがあり、天秤の赤色が女性、青色が男性と置く位置を決めてもらいます。
天秤に自分が担当している家事の重りを置き、天秤にかけ、どれくらいの偏りなのかを体験してもらうコンテンツになります。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
この作品を通して、夫婦での家事分担を見直してもらい、円満な家庭でいられるように問題解決をしてほしいと思います。