アースダストボックス
高橋 大太
食品ロスの深刻さについて知れるグッズ
今、世界中で深刻になっている食品ロス。自分自身も食品を扱うアルバイトをしていて、食べられずに捨てられていく食材たちを目の当たりにして、何かできることはないかと考えていました。そこで、人々が身近に使うゴミ箱に着目。ゴミ箱を地球柄にすることによって、捨てるときに「自ら地球を汚している感覚」を体験してもらおうと考えました。使い方は普通のゴミ箱と同じでただ捨てていくだけなのですが、ゴミ箱の柄を変えるだけで罪悪感を味わせたりして同じ過ちを起こさせないという狙いがあります。
作品紹介ムービー
作品説明
食べ残した食材の模型
少しだけ食べだけの食材だったり、一度も手をつけずに賞味期限が切れた食材の模型を作りました。
ゴミ袋をセット
実際に袋をセットして、ゴミ箱や三角コーナーの代わりに使うことができます。
食べ物を捨てていく
実際に食べ物を捨てていきます。地球の柄のゴミ箱に捨てていくことで、今自分が地球を汚していることの自覚を持たせたいという狙いがあります。
◉この作品と社会課題
世界で食品ロス問題が深刻になっていて、どうすれば人々の関心を持ってもらえるか考えたところ、ゴミ箱という身近に使うものに着目しました。
◉どういう着想から生まれたか
ゴミ箱を地球の柄にすれば「自分が地球を汚している感覚」を直接的に体験できるのではないかと思い作りました。
◉課題解決の方法
食べ物を捨てる罪悪感を持たせて、食品ロスを止めることが目的です。
◉体験方法
使い方はごく普通のゴミ箱と変わりませんが、地球柄のゴミ箱に捨てる罪悪感によって食品ロスに対する価値観や意識を変えることができます。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
食品ロスという問題自体に1人1人もっと関心を持って、無駄に廃棄される食品の量が減っていけばいいなと思います。